02_CONTENTS
「料理は科学」は、
ジャンルをも越えて。
店頭でひと際目を惹く、華やかなサラダ一つひとつに、開発者の情熱や哲学が込められています。それを紐解く「サラダに宿る、料理人の想い。」シリーズ。
前編では、アール・エフ・ワンのロングセラーメニュー「ローストビーフと揚げごぼうのサラダ」を通じて、宮本がモットーとする「料理は科学」に基づく発想を紹介しました。後編では、彼が同じ考えで生み出した、2つのおすすめサラダを紹介します。

徳島県産れんこんと長芋の
イタリアンサラダ
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2つのイタリア料理から
着想したサラダ秋冬のアール・エフ・ワンで長年支持されるこのサラダは、宮本がレストラン時代に手掛けた2つのイタリア料理をベースに生まれたものです。
ひとつは、季節野菜をトマトで煮込む「カポナータ」。秋冬になると、宮本は根菜で仕立てて、振舞っていました。もうひとつは、ベーコンと玉ねぎのトマトソースパスタ「アマトリチャーナ」です。季節の素材からイメージを膨らませるなか、この2つの料理に着目。共通要素が“トマト”なことから、相性が良いと考え、このユニークなサラダへと昇華させました。
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味わいのメリハリを生む工夫
2つの料理の共通項であるトマトは、セミドライしたものをトッピング。噛んだ瞬間に、酸味を感じる計算です。
ソースには、アマトリチャーナに使う玉ねぎ、ベーコン、にんにくを。さらに、炒めて旨みを凝縮したマッシュルームも加え、つぶつぶとした食感を残します。水分を抑えることで、具材の上にしっかり留まり、一口ごとの変化に富んだサラダとなります。
宮本が大切にする、味の“ギザギザ”は、一品の中に苦みや渋み、異なる食感を散りばめ、最後の一口まで、飽きずに楽しめる仕掛けのこと。このサラダの随所にも、施されています。
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思いがけない驚きをサラダに
「一皿を食べ進める間に、次々と表情が変わります。そこに、驚きや楽しみを感じていただきたい」。そんな想いが、このサラダにも込められています。

炙りれんこんと青菜のサラダ
ナムル仕立て
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現地の味を再構成して
生まれたサラダイタリアン出身ながら、アジアンサラダも手掛ける宮本。一見専門外のようですが、「一つの国の料理を究めれば、ほかの国の料理にも応用できる。方程式を解くように、同じ役割を持つほかの素材に置き換えると成立する」という考えが背景にあります。
諸国に足を運び、現地の味を学びます。それを、一度分解して本質を捉え、日本の食卓へ馴染む形に再構成する。このサラダも、その発想から生まれました。
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科学的発想とアジアの知恵が
融合した構成サラダを組み立てる時に、宮本が意識しているのが、「口に入れた時の体験」です。
青菜の炒め物に着想を得たこのサラダは、野菜のみずみずしさを損なうことなく、旨みを伝えるため、ナムルの調理法を取り入れました。
※撮影のため、手袋を着用しておりません。茹でた小松菜やチンゲン菜は、油分でコーティングして水分を保てるように。油にあらかじめ味や風味を含ませることで、口に入れた時に、素材の持ち味と旨みが調和します。
そこに、炙りれんこんの芳しさや、生の菊菜の爽やかな香りが重なり、一皿の完成度が高まります。
「さまざまな調理法を駆使しながら、食べるタイミングから逆算する。これも、僕のモットーである『料理は科学』のひとつの形です」
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好奇心と学びは続く
サラダを通じて、新たなおいしさを生み出し続ける宮本。それは、経験を積んだ今なお、学び続ける姿勢によるものです。
各地に赴き、食文化に触れる。「現地の味を知るには、その地のレシピを見るのが一番」とほほ笑む彼の料理の道がおさまることはありません。
飽くなき探求心が、また次の一皿へとつながります。
紹介したサラダ
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<アール・エフ・ワン>
徳島県産れんこんと長芋のイタリアンサラダ
※10/23(木)〜の販売100g ¥497税込 -

<融合>
炙りれんこんと青菜のサラダ ナムル仕立て
※〜10/29(水)の販売100g ¥562税込
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