旅するサラダ スペイン篇

旅するサラダ

ヨーロッパは、美食でできている。

野菜をはじめ、その土地の素材をじょうずに味わう。
サラダの起源はヨーロッパ、というのも納得です。

美食の街々の名物料理からヒントをもらって、
気軽に手軽に楽しめる、RF1ならではのサラダにしました。
「サラダって、こんなに自由なんだ」と気づける。
「ワインとも合うんだよ」と教えてくれる。
そんなひと皿をつぎつぎと、あなたの食卓へ。

月ごとに味わう、「旅するサラダ」。
まだまだ、サラダはおいしい。おもしろい。

2023年2月
フランス篇 [ノルマンディー]
旅するサラダ フランス篇 ノルマンディー
旅するサラダ フランス篇 ノルマンディー
フランス地図

海から大地まで。食材の宝庫、ノルマンディー。

フランス料理とひと言ではくくれないほど、フランスには多彩なひと口があふれている。
地方に行けば、さまざまな特産品があり、その食材を巧みにとり入れた料理が受け継がれています。

フランス北西部に位置する、ノルマンディー地方。
「西洋の驚異」と呼ばれる修道院、モン・サン・ミシェルには多くの観光客が訪れます。
もちろん、とびきりの美味しさを求めても。

バターなどの乳製品、牡蠣や舌平目などの魚介類、りんごも特産で、
その果汁を使った醸造酒「シードル」、シードルを蒸留させたブランデー「カルバドス」…。
海から大地まで、豊かな食材を使った料理が食材の宝庫・ノルマンディーには息づいています。

ノルマンディーを味わうサラダセット

期間限定

ノルマンディーを味わうサラダセット

2人前

ワイン付き 1セット 5,610円(税込/10%)

ワインなし 1セット 3,240円(税込/8%)

[販売期間]
2023/1/16(月)-2/19(日)14:59

[お届け日]
2023/2/3(金)-2/26(日)の期間中の、金土日祝のみ

サラダの上で、りんごは主役になった。

ノルマンディーは、りんごの街でもある。
「スモークハムと焼きりんごのサラダ
フロマージュブラン添え」は、豊かな食材を
ふんだんに使いながら、名産のりんごでまとめ上げた。
りんごのチップで燻製したハム、シナモンが香る
焼きりんご、シードルビネガーを使ったドレッシング…。
どこまでも、爽やかな味わいのサラダへ。
食材の宝庫ノルマンディーを象徴するひと皿。
そこには、あなたの知らないサラダが広がっています。

牡蠣の楽しみ方は、
ノルマンディーが教えてくれる。

牡蠣の名産地でもある、ノルマンディー。
その地ならではの、おいしい食べ方を教わりました。
「牡蠣のコンフィ ミニョネットソース」は、
赤ワインビネガーを使った爽やかなソースが決め手。
熟成したベーコンの旨みと塩気を含んだ味わいには、
赤ワインを合わせるのがオススメです。
潮の香りと芳醇な赤ワインが、口の中でひとつに。
おいしさの相乗効果を、ぜひ楽しんでください。

わたしがオススメします!

海の幸には白ワイン?なんて、もったいない。

今回選んだワインは、ロワール地方の「シノン・ルージュ」。
水はけの良い平野で育ったぶどうは、地中深くに根をはり、
土壌のミネラルをたっぷりと吸い上げます。
フレッシュな果実味で、柔らかい口当たり、
なめらかな渋みが心地よい一本です。
シナモンが香る焼きりんごにも綺麗に寄り添い、
ベーコンの塩味と旨みを含んだ牡蠣とは、
フランス・ボルドーでも伝統的組み合わせです。

【名称】シノン・ルージュ
【品種】カベルネ・フラン100%
【ワイナリー】クロ ゴドー
(フランス、ロワール/シノン)

ソムリエ 瀬戸 烈

1974年京都府生まれ。ホテルオークラ神戸、神戸北野ホテル、神戸北野近藤亭などで研鑽を積む一方、(一社)日本ソムリエ協会では支部役員や執行役員を歴任したシニアソムリエ。現在は神戸・元町の鯉川山手のビストロ・レクレ・神戸を営む。

Arrange

気軽につまめる、ノルマンディー。

お気に入りのバゲットを用意して、
「スモークハムと焼きりんごのサラダ」と
「牡蠣のコンフィ ミニョネットソース」を
ご覧の写真のように盛りつければ、気軽なおつまみに。
みんなでワイワイと、和やかな時間をぜひ。

2023年3月
イタリア篇 [ベネチア]
旅するサラダ イタリア篇
旅するサラダ イタリア篇
イタリア地図

海がくれる、至福。水の都、ベネチア。

水の都は、イタリアの北にある。
アドリア海に面するベネチアは、100を超える島々が橋で繋がれた水上都市です。
絵画のように美しいブルーの運河が走り、岸辺で出迎えるのは、多くの歴史的建造物たち。
その幻想的な風景は、世界中の人々を魅了します。

人々を虜にするのは、風景だけではありません。
アドリア海で獲れる、新鮮な魚介類もそう。
街にはレストランがひしめき合い、魚介をふんだんに使った名物料理が並んでいる。
Buono!(伊語:おいしい!)という声が飛び交う。
水の都で流れるのは、波の音と、至福のひととき。

ベネチアを味わうサラダセット

期間限定

ベネチアを味わうサラダセット

2人前

ワイン付き 1セット 6,000円(税込/10%)

ワインなし 1セット 3,240円(税込/8%)

[販売期間]
2023/2/20(月)-3/19(日)14:59

[お届け日]
2023/3/3(金)-3/26(日)の期間中の、金土日祝のみ

イカ墨は旅に出た。サラダのもとへ。

ベネチアの名物料理のひとつ、イカの墨煮。
濃厚な潮の香りを、サラダに仕上げました。
それが、「ヤリイカのイカ墨ソースと焼きパプリカのサラダ」。
イカ墨の香りや旨みを、シチリアレモンの
ドレッシングがより引き立てていく。
さらに、焼いて甘みが強まったパプリカ、
選りすぐりの葉野菜と合わせて。
イカ墨も、お家で味わえば、人目なんて気にならない。
さぁ思いきり、ベネチアの海を楽しんでください。

ベネチアの香りを、
バゲットが運んでくる。

ベネチアの郷土料理、バッカラ・マンティカート。
バッカラは「塩漬けのタラ」、
マンティカートは「よく練る」という意味です。
「バッカラ・マンティカートのトースト」は、
塩タラと玉ねぎを、白ワインと牛乳で煮て、
ポテトと混ぜてペーストに。
素材を活かす絶妙の塩加減と、
仕上げのケッパーが味全体を引き締めます。
バゲットにのせて香ばしくトーストして、どうぞ。

わたしがオススメします!

海の幸には、潮風を感じるワインを。

今回選んだのは、まるで潮風を感じる一本。
アドリア海沿岸で造られる白ワインは、
口の中いっぱいに広がるミネラルが特徴です。
それは、潮の香りや海塩の苦味にも似ています。
柑橘のようなすっきりとした酸味もあり、
バランスのとれた爽やかな味わい。
魚介を使ったいずれの料理にも、よく寄り添います。

【名称】マクリーナ ヴェルディッキオ
【品種】ヴェルディッキオ100%
【ワイナリー】ガロフォリ
(イタリア、マルケ州、ロレート)

ソムリエ 瀬戸 烈

1974年京都府生まれ。ホテルオークラ神戸、神戸北野ホテル、神戸北野近藤亭などで研鑽を積む一方、(一社)日本ソムリエ協会では支部役員や執行役員を歴任したシニアソムリエ。現在は神戸・元町の鯉川山手のビストロ・レクレ・神戸を営む。

Arrange

飾りましょう、ベネチアの海のように。

器ひとつで、料理の顔つきは変わる。
たとえば、ベネチアの海をイメージした、
ブルーのお皿はどうでしょう。
ご覧の写真のように飾りつければ、すっかり旅気分。
みんなでワイワイと、和やかな時間をぜひ。

2023年4月
デンマーク篇 [コペンハーゲン]
旅するサラダ デンマーク篇
旅するサラダ デンマーク篇
デンマーク地図

食の革命を起こした、“コペンハーゲン”。

北欧諸国で最も南に位置する、デンマーク。
世界有数の酪農国家としても知られ、その伝統料理は
豚肉や乳製品をふんだんに使った、シンプルで家庭的な味わいが特徴です。

ここ数年、首都であるコペンハーゲンは、新たな食の都として人気を誇っています。
新北欧料理(ニューノルディック・キュイジーヌ)を掲げ、
世界一のレストランを獲得したレストランがあり、それは食の革命とも称されました。
残念ながら、2024年末の閉店を発表しており、
さらに世界中の美食家たちが足を運ぶことになりそうです。

コペンハーゲンを味わうサラダセット

期間限定

コペンハーゲンを味わうサラダセット

2人前

ワイン付き 1セット 6,930円(税込/10%)

ワインなし 1セット 3,240円(税込/8%)

[販売期間]
2023/3/20(月)-4/23(日)14:59

[お届け日]
2023/3/31(金)-4/30(日)の期間中の、金土日祝のみ

「獣医さんの夜食」という名のオープンサンド。

北欧の国民食ともいえる、スモーブロー。
デンマーク語で「スモー」はバターを、「ブロー」はパンを意味します。
ライ麦パンに発酵バターを塗り、具材をのせたオープンサンドです。

「獣医さんの夜食風スモーブロー」は、お肉を使ったオープンサンド。
たっぷりと塗ったレバーペーストの旨味をコンビーフの塩味、
レッドオニオンの酢漬けの酸味がいっそう引き立ててくれます。
夜食にしておくのは、もったいない。
春風が心地いい、昼下がりの団らんにぜひ。

パンの上に、北欧の食卓をのせて。

北欧を代表する魚といえば、ニシン。
中でも、ニシンのマリネを使った料理は、
多くの家庭で長く深く、愛されています。
「ニシンのマリネのスモーブロー」は、
甘酸っぱいニシンのマリネに、カレー風味の
スパイシーさを加え、食欲そそる味わいに。
北欧名物のニシンの酢漬けを食べやすく、
華やかなオープンサンドに仕上げました。

わたしがオススメします!

ふたつの顔をもつワイン、ドイツから。

今回のワインは、デンマークのお隣ドイツから。
ドイツ国内の最優秀醸造家にも選出された、
ワイナリーが手がけた一本です。
ぶどうは、ライン川を望む標高の高い冷涼地で育て、
ゆっくりとゆっくりと熟度をあげていく。
ミカンのように柔らかな甘酸っぱさ、
そして、果皮の苦味を感じる余韻が広がる。
ふたつの味わいが、スモーブローに寄り添います。

【名称】バッハラッハー・グラウアーブルグンダー
【品種】グラウアーブルグンダー100%
【ワイナリー】ラッツェンベルガー
(ドイツ、ミッテルライン地方、バッハラッハー村)

ソムリエ 瀬戸 烈

1974年京都府生まれ。ホテルオークラ神戸、神戸北野ホテル、神戸北野近藤亭などで研鑽を積む一方、(一社)日本ソムリエ協会では支部役員や執行役員を歴任したシニアソムリエ。現在は神戸・元町の鯉川山手のビストロ・レクレ・神戸を営む。

Arrange

スモーブローが、春をつれてくる。

スモーブローは、春の食卓にぴったりの一品。
ご覧の写真のように、落ち着いた色のお皿に
盛りつければ、食材の華やかさがより引き立ちます。
北欧がつれてきた春を、みんなでワイワイと。

2022年11月
フランス篇 [リヨン]
旅するサラダ フランス篇
旅するサラダ フランス篇
フランス地図

美食と美酒が交わる都、リヨン。

中世ヨーロッパは、イタリアの時代でした。あらゆる文化の中心でもあり、
諸外国に大きな影響を与えました。もちろん、食文化もそうです。
イタリアの大富豪メディチ家の宮廷料理がなければ、食の都リヨンは生まれなかった。
その影響は、郷土色が豊かな家庭料理にまで広がりました。
「ブション」と呼ばれる独自の大衆ビストロが生まれ、
街の隅々にまで、多彩なビストロ文化が息づいているのです。

美食はもちろん、リヨンは美酒の都でもあります。日本でも有名なボージョレワインは、
リヨン近くのブルゴーニュ地方ボージョレ地区でつくられています。
リヨンにひしめくレストランの中でも、本格的なボージョレワインと
伝統的なリヨン料理を楽しめるお店は「ビストロ・ボージョレ」と呼ばれます。
それは、フランスのボージョレワイン委員会と
ボージョレ商工会議所が認定したお店だけが名乗れる栄誉です。

リヨンを味わうサラダセット

期間限定

リヨンを味わうサラダセット

2人前

ワイン付き 1セット 6,281円(税込/10%)

ワインなし 1セット 3,240円(税込/8%)

[販売期間]
2022/10/24(月)-11/20(日)14:59

[お届け日]
2022/11/3(木・祝)-11/27(日)の期間中の、金土日祝のみ

リヨン。その街の名がついた、サラダがある。

リヨンの名物料理と言えば、
サラダを挙げないわけにはいきません。
街の名がついた「サラダリヨネーズ」です。
南仏のサラダニソワーズ(ニース風サラダ)と並び、
フランスの2大サラダのひとつとされます。
その特徴は何と言っても、名産の豚肉のベーコンを使った
食べ応えのあるボリュームでしょう。
香ばしいベーコンとクルトンの食感、半熟卵の黄身の甘み、
そしてクルミが香るマスタードドレッシング。
そのすべてが絡みあい、豊かな味わいとして調和する。
多彩な食の都リヨンを象徴するひと皿。
メインディッシュと呼びたいほどのサラダです。

ひと口ごとに、ビストロの香りと、空気と。

「ソシソン・ショー&ポテト」は、
代表的なブション料理のひとつ。ソシソンとは、
リヨン名物の濃厚な味わいのソーセージです。
温かいソシソンに赤ワインソースが加わることで、
食欲をそそる香りが漂います。付け合わせの
ポテトとレンズ豆によって、より味わい深いひと皿へ。

バゲットの上で、リヨンを旅する。

忘れてはいけないブション名物を、もうひとつ。
それが、「セルヴェル・ド・カニュ」です。
フロマージュ・ブランと呼ばれるフレッシュチーズに、
ハーブや香味野菜を加え、白ワインヴィネガーや
オリーブオイルでディップ状に仕上げた料理です。
バゲットなどに塗って、ちょっと特別な朝食として、
パーティのアミューズとしてお楽しみください。
もちろん、ワインにもよく合います。

わたしがオススメします!

ボージョレの王様と呼ばれる、赤ワイン。

ボージョレと言えば、新酒のヌーヴォーが有名でしょう。
しかし、新酒は収穫を祝う楽しみのひとつにすぎません。
熟成しても楽しめるクリュ・ボージョレの中でも、今回選んだワインは、
「ボージョレの王様」とも呼ばれる一本。
スミレの花の様な甘い香りと果実味に加えてほどよい酸味。
軽やかな印象が口の中で広がります。リヨンの晩秋サラダとともに、
大切な人たちと和気あいあいとお楽しみください。

【名称】ムーラン・ナ・ヴァン
【品種】ガメイ100%
【ワイナリー】ピエール・ポネル
(フランス、ブルゴーニュ地方ボージョレ地区)

ソムリエ 瀬戸 烈

1974年京都府生まれ。ホテルオークラ神戸、神戸北野ホテル、神戸北野近藤亭などで研鑽を積む一方、(一社)日本ソムリエ協会では支部役員や執行役員を歴任したシニアソムリエ。現在は神戸・元町の鯉川山手のビストロ・レクレ・神戸を営む。

Arrange

盛り付けは、ビストロのシェフ気分で。

おうちで本格ビストロのような時間を味わうために。
盛り付けも、ぜひ楽しんでみてください。
ご覧の写真のように、「サラダリヨネーズ」と
「ソシソン・ショー&ポテト」をお皿に飾る。
華やかな色彩も、おいしさですから。

2022年10月
スペイン篇 [サン・セバスチャン]
旅するサラダ スペイン篇
旅するサラダ スペイン篇
スペイン地図

美食家たちの楽園、サン・セバスチャン。

スペイン北部のバスク地方に位置する、サン・セバスチャン。
大西洋のコンチャ湾に面する世界有数のリゾート地です。
決して大きくない街に、星付きのレストランなど、
名店が腕をふるい合います。サン・セバスチャンといえば、「バル」。
海の幸、山の幸をふんだんに使った独創性のある料理が愉しめます。
それぞれのお店の看板料理を少しずつ味わう、
世界でいちばん贅沢なはしご酒かもしれません。

サン・セバスチャンを味わうサラダセット

期間限定

サン・セバスチャンを味わうサラダセット

2人前

ワイン付き 1セット 6,160円(税込/10%)

ワインなし 1セット 3,240円(税込/8%)

[販売期間]
2022/9/20(火)-10/23(日)14:59

[お届け日]
2022/9/30(金)-10/30(日)の期間中の、金土日祝のみ

サラダの上で、「バル」をはしごしませんか。

スペインを代表する食材のひとつ、ハモンセラーノ。
ハモンは「ハム」、セラーノは「山」という意味です。
山のハムという名の通り、主に山岳地帯で
白豚の後ろ足のみを使ってつくられます。

その貴重な食材を使ったのが、
「ハモンセラーノとオリーブのサラダ」。
ハモンセラーノやオリーブの塩味、
焼きパプリカのマリネの爽やかな酸味、
そして、マンチェゴチーズのコク…。
すべての味わいを、オレンジ香るマスタードソースでまとめ、
葉野菜たっぷりのサラダに仕上げました。
サン・セバスチャンの「バル」をはしごするように、
さまざまな食材を愉しめるサラダです。

バルの「顔」を、召しあがれ。

サン・セバスチャンのバルの定番料理といえば、
アヒージョやオリーブの塩漬けでしょう。
「5種きのこのアヒージョ」は、
きのことにんにくの豊かな香りが食欲をそそる。
「オリーブアンチョビ」は、塩味の効いた旨味が広がる。
本場のバルの味わいを、気軽に愉しめます。

ソースに、スペインの空気をつめました。

スペインで人気のソース、モホ・ピコン。
にんにくを効かせたスパイシーさ、そして、
パプリカによる色鮮やかなソースです。
「ヤリイカのモホソース」は、モホ・ピコンで和えた
食感のいいヤリイカと、バターを使った
マッシュポテトを合わせました。すこし温めれば、
刺激的かつ、コク深い風味がふわっと広がります。
開放的なスペインの空気を感じる、ひと皿です。

わたしがオススメします!

スペインの海風を運ぶ、白ワイン。

食卓に合わせるワインは、バスク地方の白ワインがおすすめ。
フレッシュな酸味を感じるぶどう品種は、
透明感があり、リンゴのような香りです。
スペインの海風を感じる、ミネラル豊富な味わいは、
生ハムを使ったサラダにもよく合います。

【名称】テッラ・デ・ゴドス
【品種】アルバリーニョ100%
【ワイナリー】ぺドラロンガ
(スペイン、ガリシア州リアス・バイシャス)

ソムリエ 瀬戸 烈

1974年京都府生まれ。ホテルオークラ神戸、神戸北野ホテル、神戸北野近藤亭などで研鑽を積む一方、(一社)日本ソムリエ協会では支部役員や執行役員を歴任したシニアソムリエ。現在は神戸・元町の鯉川山手のビストロ・レクレ・神戸を営む。

Arrange

つまむ、呑む、つまむ…
食卓を虜にするピンチョス。

ハモンセラーノとオリーブアンチョビは、
バゲットやピコス・デ・パンに合わせるのも
おすすめ。串を刺して盛りつければ、
スペイン生まれのピンチョスの出来上がりです。

2022年9月
イタリア篇 [シチリア]
旅するサラダ イタリア篇
旅するサラダ イタリア篇
イタリア地図

シチリア島は、「食の宝島」です。

イタリア半島の南西、地中海に浮かぶシチリア島。
エトナ火山の麓を包むのは、オレンジやレモンなどの
豊かな香りです。イワシやアサリなどの豊富な魚介、
太陽の恵みであるナスやトマトも有名です。
さまざまな民族に支配された歴史から、南イタリアの食文化に、
アフリカ・アラブなどの食文化がミックスした独特の雰囲気があります。

シチリアを味わうサラダセット

期間限定

シチリアを味わうサラダセット

2人前

ワイン付き 1セット 6,696円(税込)

ワインなし 1セット 3,240円(税込)

[販売期間]
2022/8/22(月)-9/18(日)14:59

[お届け日]
2022/9/2(金)-9/25(日)の期間中の、金土日祝のみ

島民たちが愛した料理を、サラダにした。

19世紀発祥のシチリア郷土料理、
「ベッカフィーコ(イワシのパン粉焼き)」。
意味は、「ベッカ:ついばむ」と「フィーコ:イチジク」で、
イチジクをついばむ小鳥の名前です。
でも、なぜイワシなのでしょう?その由来は、
貴族が愛した小鳥料理を庶民がイワシで代用したことから。

そのひと皿をイメージしたのが、
「イワシコンフィのシチリア風サラダ」です。
コンフィしたイワシに、ベーコンチーズパン粉を
まとわせ、香ばしさを演出。心地よい酸味を、
シチリアレモンドレッシングが運んでくれます。

太陽の島は、タコがお好き。

日本と同様にタコを食す文化がある、シチリア。
「タコとフェンネル、オレンジのカルパッチョ」は、
タコ足を薄くスライスし、ケッパーとフェンネルで
マリネしました。とても香りがよく、
オレンジの爽やかな甘みも食欲をそそります。

「これぞ、シチリア」という、ひと皿。

シチリア郷土料理の代名詞、「茄子のカポナータ」。
香り豊かなオリーブオイルを使った、
揚げ茄子の甘酢煮ともいえます。トマトの甘みと
酸味が、揚げ茄子と絡み、絶妙な旨味が生まれる。
地中海の太陽のように、元気をくれる料理です。

わたしがオススメします!

エトナ火山が磨いた、美しいロゼ。

食卓に合わせる一杯は、エトナ火山の麓で
造られるロゼがオススメです。火山灰の蓄積による
水はけのよい土壌で、シチリア特有のぶどう品種で
造られています。美しい輝きのサーモンピンク色で、
フレッシュなチェリーのような甘酸っぱさ。
魚介にも野菜にもよく合い、完璧な調和を演出します。

【名称】エトナ・ロサード
【品種】ネレッロ・マスカレーゼ100%
【ワイナリー】アルタモーラ
(イタリア、シチリア州カスティリオーネ・ディ・シチリア)

ソムリエ 瀬戸 烈

1974年京都府生まれ。ホテルオークラ神戸、神戸北野ホテル、神戸北野近藤亭などで研鑽を積む一方、(一社)日本ソムリエ協会では支部役員や執行役員を歴任したシニアソムリエ。現在は神戸・元町の鯉川山手のビストロ・レクレ・神戸を営む。

Arrange

バゲットの上に、
シチリアの空気を。

カルパッチョとカポナータは、
薄切りのバゲットにのせてもオススメ。
地中海を感じる、ひと口おつまみです。

旅するサラダ ドイツ篇 [フランクフルト]
2023年5月
ドイツ篇 [フランクフルト]
旅するサラダ ドイツ篇
旅するサラダ ドイツ篇
ドイツ地図

「貴婦人の指」と呼ばれる、春野菜がある。

貴婦人の指、野菜の王様、食べられる象牙…。
実はこれ、すべてホワイトアスパラガスを表しています。
そんなホワイトアスパラガスを愛してやまないのが、ドイツの人たち。

ドイツでは、ホワイトアスパラガスは「シュパーゲル」と呼ばれ、
多くの名産地があります。その産地を結んだ、シュパーゲル街道があるほど。
3月中旬から出回りはじめ、6月中旬までが旬。
マルシェ(市場)が真っ白に埋めつくされると、春の訪れを感じる人も多いそうです。
各地ではホワイトアスパラガス祭りが開かれ、春の陽気とともに、季節の味わいを楽しみます。

フランクフルトを味わうサラダセット

期間限定

フランクフルトを味わうサラダセット

2人前

ワイン付き 1セット 6,000円(税込/10%)

ワインなし 1セット 3,240円(税込/8%)

[販売期間]
2023/4/24(月)-5/21(日)14:59

[お届け日]
2023/5/3(水・祝)-5/28(日)の期間中の、金土日祝のみ

ドイツに春を告げる、ホワイトアスパラガス。

自然が手をかけた美味しさに、余計なものはいらない。
ドイツの人たちは、そのことをよく知っています。
「ホワイトアスパラガスのオランデーズソース」は、
素材本来の味わいを活かすために、シンプルに茹であげました。
一緒に味わうのは、定番のオランデーズソース。
バターとレモン果汁、そして卵黄を使ったソースで、
ホワイトアスパラガスの優しい甘みを引き立ててくれます。

もうひと品は、「ドイツ風焼きソーセージ」。
豚肉と牛乳、玉ねぎ、パセリをブレンドした
香り豊かな白いソーセージを香ばしく焼き、
爽やかな酸味のザワークラフトとともに。
ドイツの春の美味しさをどこまでも味わえるひと皿です。

ドイツの春は、ハーブの香りがする。

ホワイトアスパラガスと同じ時期に出回る、ハーブ。
それもまた、ドイツの春の風物詩です。
「ソーセージと細切りジャーマンポテトのサラダ」は、
自家製のソーセージ・クナックブルスト、
ベーコンの旨みを効かせたじゃがいも、
ゆで卵とみずみずしい葉野菜を和えました。
この時期ならではの7種類のハーブを使った
色鮮やかな緑のドレッシング、グリューネゾーセ
ドレッシングとお楽しみください。

※ソーセージは、兵庫県の自社工場で製造しています。

わたしがオススメします!

春の食卓には、辛口が心地いい。

今回選んだのは、ドイツの辛口白ワイン。
450年の歴史ある醸造所が手がけた一本です。
花のようにかすかな香りを感じ、
柔らかな口当たりと酸味、ほんのりと甘味さえ漂う。
オランデーズソースやソーセージの脂の旨みを受け止め、
ドレッシングのハーブの香りにも寄り添います。
しっかりとしたミネラル感はキレが良く、
春の食卓に心地いいリズムを生んでくれます。

【名称】ジルヴァーナー・トロッケン
【品種】ジルヴァーナー100%
【ワイナリー】クリストフ・シュタインマン
(ドイツ、フランケン)

ソムリエ 瀬戸 烈

1974年京都府生まれ。ホテルオークラ神戸、神戸北野ホテル、神戸北野近藤亭などで研鑽を積む一方、(一社)日本ソムリエ協会では支部役員や執行役員を歴任したシニアソムリエ。現在は神戸・元町の鯉川山手のビストロ・レクレ・神戸を営む。

Arrange

春風が似合う、
サンドイッチをほお張って。

今回のメインとサラダで、おいしいひと工夫。
ご覧の写真のようにお好きなパンにはさめば、
春の陽気にぴったりのサンドイッチに。
心地いい風に吹かれながら、ぜひみんなでワイワイと。

旅するサラダ スペイン篇 [バルセロナ]
2023年6月
スペイン篇 [バルセロナ]
旅するサラダ スペイン篇
旅するサラダ スペイン篇
スペイン地図

太陽が降りそそぐ美食の街“バルセロナ”

地中海・イベリア半島の北東岸に位置する、バルセロナ。
フランスやイタリアの影響を色濃く受け、
独自の文化が育まれてきました。もちろん、食文化もそうです。
地中海の沿岸都市らしく、多彩なシーフード料理をはじめ、
新鮮な野菜や果物をふんだんに使った料理が楽しめます。
太陽が降りそそぐように。世界中の美食家たちの注目を集めています。

バルセロナを味わうサラダセット

期間限定

バルセロナを味わうサラダセット

2人前

ワイン付き 1セット 6,270円(税込/10%)

ワインなし 1セット 3,450円(税込/8%)

[販売期間]
2023/5/22(月)-6/25(日)14:59

[お届け日]
2023/6/2(金)-7/2(日)の期間中の、金土日のみ

バルセロナの空気まで、サラダにした。

バルセロナを代表する料理といえば、
“エスカリバダ”と呼ばれる焼野菜料理でしょう。
日本の焼き茄子のように、フレッシュな野菜をあえて、
種や芯も含めてまるごと焼きあげる。
そのひと手間で、素材本来の甘みを味わいつくせる。

「ハモンセラーノと焼きパプリカのサラダ」は、
香ばしく焼きあげて、甘みを引きだしたパプリカ、
そして、凝縮した旨味のハモンセラーノ(生ハム)が
調和した、バルセロナを感じるひと皿です。
甘みを抑えたシェリーヴィネガードレッシングが
さらに全体をまとめあげてくれます。
カラフルな彩りが、食卓にすこし早い夏を連れてきます。

タコのおいしさを、バルセロナが教えてくれる。

多彩なシーフード料理が有名なバルセロナ。
タコを使った料理も、そのひとつです。
「タコのガリシア風」は、長崎産の真だこをさっと茹で、
レモン果汁と少量の塩、ローリエを加えた醤油マリネ液に漬けこみ、
低温調理で柔らかく仕上げました。
それを薄くスライスし、ポテトサラダの上にのせて。
ガーリックを効かせたブラックオリーブがいいアクセント。
噛むほどに、タコの旨味を、自然の恵みを楽しめます。

わたしがオススメします!

美しい泡立ち、太陽の街から届きました。

今回のワインは、スペインのコルピナット。
シャンパーニュ製法で造られる、
良質なスパークリングワインの総称です。
ブドウは100%オーガニック栽培で手摘み、
100%自らのワイナリーで醸造、熟成も
最低18カ月を満たしたものしか名乗れません。
選んだ一本は、泡立ちが非常にきめ細かく、
柑橘系の穏やかな酸味を味わうことができます。

【名称】リゼルヴァ・ブリュット2019
【品種】チャレッロ、マカベオ、パレリャーダ、シャルドネ
【ワイナリー】カステル・ロッチ
(スペイン、カタルーニャ州、ペネデス)

ソムリエ 瀬戸 烈

1974年京都府生まれ。ホテルオークラ神戸、神戸北野ホテル、神戸北野近藤亭などで研鑽を積む一方、(一社)日本ソムリエ協会では支部役員や執行役員を歴任したシニアソムリエ。現在は神戸・元町の鯉川山手のビストロ・レクレ・神戸を営む。

Arrange

つまんで、呑んで、
笑顔が弾むピンチョス。

今回の料理は、バゲットに合わせるのもおすすめ。
ご覧の写真のように串を刺して盛りつければ、
スペイン生まれのピンチョスの出来上がりです。
つまんで、呑んで、みんなでワイワイと。

※写真はイメージです。 ※パン、飾り野菜などは商品に含まれておりません。